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  2. 三大盆踊り

藤沢に集結する、日本三大盆踊り、西馬音内盆踊り、阿波踊り、郡上踊りをご紹介します。

『西馬音内盆踊り』(秋田県羽後町)

踊り子のいでたちが印象的な、秋田県羽後町西馬音内の「西馬音内盆踊り」。滅亡した領主・小野寺氏の鎮魂のために踊り始めたともいわれており、「亡者踊り」(もうじゃおどり)の異名を持ちます。
ミステリアスな「黒頭巾(くろずきん)」は少女たち、「端縫い(はぬい)衣装」と笠をかぶるのは大人の女性たち。優美で複雑な踊りの振りは、とても一目見て踊れるものではなく、。鑑賞型の盆踊りの代表格といえるでしょう。優美な踊りと対比をなすのが、調子のよい秋田音頭のリズム。高い実力を持つお囃子の演奏も魅力です。
西馬音内の地には、中世に時宗の信仰が存在したことを示す貴重な石碑(いしぶみ)も残されています。亡き人の供養のために踊る文化が、西馬音内には古くから息づいていたのかもしれません。

【現地の盆踊りの詳しい情報は】
羽後町観光物産協会「西馬音内盆踊り」HP 
サイトはこちら

[:ja]
  現地開催情報
日程 開催期間
8月16日~18日
場所 秋田県雄勝郡羽後町西馬音内
アクセス
(公共交通)
秋田空港
-秋田駅
(45分程度)
JR奥羽本線
秋田-湯沢
(1時間半)
アクセス
(自動車)
東北自動車道
東京-北上jc.t
(6時間)
秋田自動車道
-湯沢ic
(45分)
-JA西馬音内
(10分程度)
*盆踊り当日は、町内で交通規制がありますのでご注意下さい。
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『阿波おどり』(東京高円寺阿波おどり朱雀連)

「ヤットサー」の掛け声、賑やかなお囃子。見事な踊りのパフォーマンスを披露するのは、東京高円寺阿波おどり朱雀連です。阿波おどりは、もともと四国・徳島の盆踊り。二拍子のシンプルな「ナンバ」の動きと、前へ前へと進んでいく「行進型」のスタイルで知られています。
戦後、阿波おどりはチームで踊る「連」形式をいちはやく採用。パフォーマンス性も加えて圧倒的な人気を獲得し、全国各地へと広がっていきます。その代表格『東京高円寺阿波おどり』はすでに開催60回を超えました。毎年百万人を集客し、本場・徳島に肩を並べるビッグイベントに成長しています。

【現地の盆踊りの詳しい情報は】

東京高円寺阿波おどり振興会HP
サイトはこちら

東京高円寺阿波おどり朱雀連HP
サイトはこちら

  現地開催情報
日程 開催期間
8月25日~26日
場所 東京都杉並区高円寺
アクセス
(公共交通)
JR中央線高円寺駅前

『郡上おどり』(岐阜県郡上市八幡町)

街に響くのは音頭取りの美声、三味線、笛、太鼓のお囃子の生演奏、そして踊り子たちの下駄の音。『郡上おどり』は、岐阜県郡上市の郡上八幡のまちを中心に、江戸時代から続く盆踊りです。現在の10曲はいずれも古くから地域に伝わる民謡。リズミカルな踊りから、しんみりと格調の高い踊りまで、バラエティも豊か。しかも誰でも踊りの輪に飛び込んで参加できる参加型の踊りです。若者からお年寄りまで、熱狂的なファンが多いのもうなずけます。ところで昔は日本の盆踊りはいずこも徹夜がふつうでしたが、今では貴重となったこの「徹夜踊り」の民俗を継承し、お盆の4日間を連続で踊り明かすのも郡上おどりの魅力。ある意味で、なつかしい日本のふるさとの盆踊りの魅力の「エッセンス」を伝えてくれている盆踊りといえるかもしれません。

【現地の盆踊りの詳しい情報は】

郡上八幡観光協会HP
サイトはこちら

  現地開催情報
日程 開催期間
7月中旬~9月上旬*
徹夜踊り
8月13日~16日
場所 岐阜県郡上郡八幡町内*会場は日によって異なります。
アクセス
(公共交通)
名古屋駅
→JR東海道本線美濃太田駅
(特急40分程度)
→長良川鉄道郡上八幡駅
(90分)
アクセス
(自動車)
東名高速道路
名神一宮JC
東海北陸自動車道
-郡上八幡IC