遊行の盆 うたまくら
藤沢の夏、遊行の盆。 実は遊行の盆の踊り歌には、藤沢の地で歌い継がれてきたふるい盆踊り歌の歌詞や、盆踊りの歴史を踏まえた唄、藤沢の名所にまつわる詩がたくさん取り入れられています。 踊りのにぎわいのなかで耳をすませば、藤沢に暮らしたひとびとが愛した地名、自慢の名所が、いくつも聞こえてきます。 ここでは、遊行の盆の踊り歌の歌詞の中に登場する、藤沢を代表する名所や地名=うたまくら をとりあげ、かんたんな説明とマップをつけました。さらに「うた」をテーマに、遊行の盆と藤沢をもっと楽しむためのトピックスも紹介しています。 聞いて楽しむもよし、マップ片手に歩いてみるもよし。 あなたもこの夏、遊行の盆と藤沢のちょっと“冴えた”楽しみ方を体験してみませんか?
「うたまくら」とは 和歌の題材となった名所・旧跡のこと。ここでは盆踊り歌の歌詞に登場する名所や地名の意味で使っています。
遊行ばやし の 「遊行」はここから
小栗恋しや照手の姫は 夫(つま)のためとて 車曳く (遊行ばやし 第3番)
ここは何処かと 駕籠衆(かごし)に聞けば ここは名高い 遊行坂 (遊行ばやし 第3番)
逢いはせぬかよ 東海道で 一夜どまりの 旅の人 (遊行ばやし 第6番)
相州片瀬の 戻りの松は 松は枯れても 名を残す (遊行ばやし 第5番)
大山帰りの 菅笠かしげ あの娘いるかと またのぞく (遊行ばやし 第6番)
わたしゃ江の島 浜風そだち 潮の満ち干で 恋を知る (遊行ばやし 第4番)
藤沢よいとこ 踊りの 名所(でどこ)
(遊行ばやし 第2番)
遊行の盆トップ